TNデザイン一級建築設計事務所

rollei

知る人ぞ知る名機、rolleiflex2.8F。 ではなく、ミニチュア化されたトイデジ。 3年前ぐらいに発売されて、一時期生産中止になったりして。 最近、2代目が出ました。 ずーっと狙っておりましたが、ついに購入。 これが、なかなか外観の完成度が高いです。 見ていて楽しくなります!露出計もついてますが、全てダミー。 でも撮影スタイルだけは、本物そっくりに上から覗いて、一枚ずつバーをクルッと回して。 この質感にもこだわりが感じられます。 重量感にも微妙な調整をしているらしく、裏蓋をメタルにして若干重くしているようです。 で、どのくらい小さいかというと・・・。 がっちりワシ掴み! できちゃいます。 僕の手はあまり大きくない方なので、大きい人ならすっぽり入るかも。 実は、前回のエントリー写真はこれで撮りました。 ・・・・が、これが、意外に難しい・・・。 思ったように取るのは、なかなか修行とセンスが必要です。 しかし、そこは、このトイデジのいいところ(一般的には悪いところ?) と割りきって。 使いこなしてやるぜ感をそそられます。 今のデジカメはどんなものでも、綺麗に撮れて当たり前の世界。 トイカメラでは、LOMOやHOLGAが有名ですが フィルムを扱うのはシノゴで手一杯。 どうしても、コスト…

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打合せ

今回の東京出張は、なかなか刺激的。 偶然が重なり、会いたい人と出来るだけ打合せを組んだら あまりにタイト過ぎて、全ての予定が押し気味に・・・。 良い結果もあれば、頭をかかえる出来事も多いのはいつものことなんですが。 予定時間に遅刻してしまうのは、ダメですよね。 反省してます。 関係者の皆様方、ごめんなさい。 最後の打ち合わせ後は、結局ダッシュ。 2分前にバス停到着。危なかったー。 何年ぶりだろうかタクシーも利用しました。 あの方のアドバイスがなかったら、バス停も遅刻しました。きっと。 高速バスは安くて便利なんだけど、時間の融通が難しくて。 余裕のある時はいいのだけれど。 移動で往復7時間以上取られるのは、日帰りの場合はキツイ。 新幹線なら、往復3時間ちょっと。 でも値段が3倍。 昔は高速バスとの価格差2倍くらいだったので、新幹線でも良い気がしてましたが 3倍となると、考えます。 バスの値崩れ激しすぎ。 次回は気をつけて、余裕をもって予定立てよう・・・と思うけれども いつものことになってる気が・・・・・す・・。 写真は構造家の方に頂いたスケッチです。 その場で計算が書かれているので、参考にコピーをお願いしましたら 原本を頂きました。 ありがとうございます。…

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護摩祈願2011

いつもお世話になっている『高顕寺』での護摩祈願に行ってまいりました。 なんだかとても寒そうな写真ですが 私の設計の「大悲殿観音堂」です。 だいぶ木材の色が抜けて、詫びれてまいりました。 もうあと、5年くらい経つといい感じになりますか。 それにしても、寒い・・・・寒すぎる。 この地域は、私の住んでいる地域とさほど離れていないのですが 標高差があるため、とても春の兆しが見えません。 さて、祈願をしたからといって、何か特別な力が授かるわけではないと思いますが こういう儀式を体験することで、自らを律することは大切だと思います。 こちらの護摩祈願は実は、(ご住職のご好意で)食事も出来ます! 毎年恒例の手打ちうどんです。 つけダレは、肉と魚の2バージョン。 おいしく頂きました。…

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根津美術館

前回のエントリーからかなり時間が過ぎてしまいましたが東京出張の合間で、じっくり見させて頂きました。 現在最も勢いのある建築家だと思われます隈氏の「根津」です。 建物内部よりも、それに付随するアプローチ、外部環境、景観。 ・・・良いです。 「日本」を最も現代的に解釈できる現代建築家と評されていますが 現代とはなんなのか、日本とはなんなのか考えさせられます。 気持ちの良い空間は、それだけで現代的で。 美しさには、秩序は欠かせないとも思います。 現状の建築界には、アイコン建築が盛んに作られておりますが それに対する隈さんなりの批評精神も感じられます。 いずれは、そのアイコンも飽きられてしまうのでしょうが それを静観するのもまた日本的なような。 奥まった日本庭園は、まさに別世界です。 写真は、とってもあまり意味を感じれられなかったので撮っていません。 最近、カメラを持ち歩くことが億劫になってきたのが原因ですが 建築を感じるのは、CCDよりも自分の目のほうが大切な気がして。 今更ながらですが、美しい写真を撮る労力よりも 自らのCCDに焼き付ける労力と時間のほうが有益だなと感じる今日この頃。 写真は写真家にまかせて、雑誌でも眺めましょう。 インターネット時代は写真だけは豊富にあります。 まずは、…

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まくはり

千葉の幕張は僕にとってはちょっと思い出深い土地である。大学入学の直前に幕張メッセが完成したばかりで、街の骨組みがやっと出来かけたぐらいだった。 学生時代は大きな建物しか無くて、街と呼ぶにはあまりに寂しい感じだった。 それでも、東京にいた頃はちょっとした時に立ち寄ってみたりもしていたが ここ最近は、見てないな・・・と思いながら、近くに来たついでに寄ってみた。 そこで感じたものは、ちょっとというかかなり刺激的だった。 新しい街のというか、建築のパワーをとても強く感じてしまった。 新興住宅地というのは、なんというか、あまりに画一的な区画だったり建築だったりするので、それだけで興醒めするのだが。 ここはちょっと違う。何かが違う。 きっと、このCAtの小学校が好みの建築だからかもしれないが、それだけではない質がある。 この街なら、こんな小学校でないとおかしいと思える質がそこにある。 それを街の雰囲気と言ってしまえば、それまでだが・・・。 こういう説明できない良さを僕は、多分つくりたい。 でも、感じることとつくることは、似て非なるもの。 やっぱり建築は、みないとダメですな。今まで、なんでダメかを説明しようとしてましたけど 世の中は、説明できないことのほうが大事なこともある。 いい経験しました。…

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snow!!!!!!

今年初の大雪・・・。 カルマンがうもれてる・・・。 日曜日、外にでなかっただけなのに。 今日も事務所の周りは雪がしんしんと降っています。 事務所を出る頃には、またこの状態?今年初の大雪・・・。 カルマンがうもれてる・・・。 日曜日、外にでなかっただけなのに。 今日も事務所の周りは雪がしんしんと降っています。 事務所を出る頃には、またこの状態?…

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55!miffy

ミッフィー展に行ってきました。 世界中で愛されているキャラクターです。 今年の干支でもありますし、縁起が良さそうです。 5年前の50周年の時も、群馬のハラミュージアムの展示を見ました。 それから毎年新作を描かれているのは、今回はじめて知りました。 そして、Dick Bruna氏のインタビュー映像は、僕にとって貴重な言葉となりました。 Bruna氏の作風は、とてもミニマルな作業の繰り返しです。 ミッフィーを書いてみればわかることですが、あれだけの線と点で様々な表情と感情を 表現することは並大抵ではありません。 要素を削りに削り最後の緊張感だけを残して、表現することは ミニマルな表現世界となんら遜色の無い世界です。 そして、その振る舞いはゲーリーをはじめとする 現代建築家の振る舞いと同じであることも知りました。 グラフィックは2Dの世界ですが、建築は3Dという違いがあります。 しかし、建築は作品として表現されるときは2Dとして認識される方が 圧倒的に多いように感じます。 モダニズム建築はそれを大いに利用して、インターナショナルスタイルを確立しました。 だから建築家は、2Dとしての構成を気にする傾向にあります。 しかし、建築は3Dとしての魅力、迫力を忘れてはいけない。 そして、2Dと3Dは…

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ski 2011

今シーズンの初滑り。 昨シーズンは近場のシーズン券を購入して毎週滑ってたんですが、今シーズンはちょっと控えめ。 去年が暇だったのでは・・・と思った人。 ・・・残念ながら・・・正解!。 初滑りは、菅平奥ダボス。初めてのコースですが、僕的には良かったです。 というのも、生まれて初めて、スノーモービルに乗りました。 実は、それがここに来た理由と言っても過言ではありません。 スノーモービルは、若いころからずっと憧れていた乗り物でした。 中学ぐらいの時に近所の河原で、同級生が乗っていたのを見て「すげー」とか言いながら見てました。 当時、まだ免許を持っていないので、河原で乗る分には免許なしで乗れたのだと思います。 僕は、遠くから眺めていたというか、見かけただけなんですが、雪の上を高速で走る姿はカッコ良かった。 でも、スノーモービルに乗る機会というのは、乗ろうと思わない限りなかなかない。 実際、乗りたいと思った15の時から乗れるまでに25年かかりました。(長っ!) 今回たまたま、リフト券の割引もあったりで、タイミングよく。 感想は、「楽しい!」の一言。 このスピード感は、スキーと違ってパワフルそのもの。 天気も気温も程良くて、最高の日でした。 子供も絶叫系大好き人間なので、後部座席で大興奮!。 3…

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2011謹賀新年

Photo:Happy New Year Danbo by Lel4nd 新年あけましておめでとうございます。 今年もガンガンいきます。 自分的にも勝負の年になりそうです。 そうはいっても 実は、年越しとか新年の区切りというのは 僕の仕事的(性格的?)に考えますと、あまり感じ無いのが本音です。 というのは、建築をつくったり考えたりすることは、一年で区切れるほど短くないからです。 だいたい一度は年をまたいでしまうことが普通で、形になるまでに時間がかかるために 区切りといえば、やはり竣工したときくらいでしょうか。 形式的には、新年ですがやはり動いているプロジェクトがあれば 思考的にはひとつながりに思える気がします。 昨年、不動産屋に年内決済を迫られたときに、なんでそんなに急ぐ必要があるの? と尋ねると、「日本人だからじゃないですか」とのこと。 あーじゃぁ僕って日本人的じゃないのね。あーそうですか悪かったね。 と思いました。 最近は不景気のせいで、年内竣工とか無理なスケジューリングは少ないそうです。 早く終えても、次の仕事がないから。 今、世界で一番の売れっ子建築家は、国家的なビッグプロジェックトを20程度 同時に動かすそうですが、そんな状態は想像すらできません。 日本人クライアントなら、…

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土地の購入

SN-house。 造成が完了して、土地を購入する運びとなりました。 今では、土地神話ということはあまり語られなくなりましたが 狭い国土の日本では、土地を所有することは、神話よりも神々しいことかもしれません。 都市では、土地の細分化が問題になったりしますが、人口が増加している時代では、そういう傾向は多分にあることでしょう。 これからは、人口の減少時代に突入していますので、土地の価値が右肩上がりになることはないかもしれません。 しかし、それでも土地の購入は、財産形成においても生き方においても、重要だと感じます。 身近な問題として、子供の学校や勤務先の距離は重要なことです。 しかし、それ以上にこの土地で人生を全うすることを、決断することは 想像以上に重大な決断だと思います。 建築は土地がないと始まらないものではありますが、土地だけが全てではないと思います。 土地選びが難しいのは、当然ですがほしいと思えるところが、必ずしも買えるわけではないところは人生のようなもの。 いくらお金があったとしても、売る意志のない土地を買えるわけもなく。 でも、本当にほしい土地がフリーで恋人募集中ならばやっぱりそれは間違いなく人生の重要な「出会い」だと思います。 なんか、婚活みたいな話です。 出会いがあって、そ…