TNデザイン一級建築設計事務所

習志野市役所

書類を受け取りに習志野市役所へ。 すでに何度も訪れているが、よくよく見ると村野藤吾風。 設計は日建設計だが、横浜の4年後に建築されているので 明らかに・・・。 本館は築47年で、となりの新館も築42年。 東日本大震災により少なからず被害があったそうで、床のたわみが発生しているようです。 詳しくは→こちらへ 新庁舎の建設計画が進められているようですが・・・。 耐震性能は、庁舎として必要な機能ですが 街のシンボルとしての機能も重要だと思います。 どんな庁舎になるにせよ、一時の流行ではない デザインが必要だと思いながら・・・。…

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配筋検査 in いいだ

配筋検査で飯田へ。朝から雨で、現場もかなりの雨の量でした。 構造家と一緒に確認・・・。 これ、間違ってるじゃねーかよ! あっすみませーんww バカヤロー!! なんていうやり取りは、一切ありません。 構造家にも確認してもらって、簡単な是正項目はありましたが 大きな問題も無く。 この現場の建設会社と現場監督は、初めてのお付き合いになりますが とても優秀です。 鉄筋工の職方の皆さんにも、丁寧に組んでもらいました。 これから壁と屋根もあるので、引き続き頑張って頂くとして。 きれいに組まれた鉄筋は、力学的な伝達も美しくなります。 そこにも建築の秩序が埋め込まれます。 世の中には、いろんなコンクリートが存在します。 たかがコンクリート、されどコンクリート。 そこらのシャブコンとは一味ちがう 覇気を醸しだしてくれるといいんだけれど。…

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いいだ現場記録

暑い中での工事が続きます。鉄筋も心なしか伸びてる感じ。 ちょうど問題の箇所を施工中でした。 職長さんは、鉄筋を留める番線で鉄筋の曲げ方を確認しつつ作業中。 現場での工夫は、ほんのちょっとした気づきによって進展する。 今後の作業に影響するところでもあります。 こういうところをきっちりやっていくという姿勢を維持していかないと 最終的な意匠のフィニッシュまで、辿りつけない。 今年の夏はアツいです。…

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SNはう   す

いつもの日常と同じように 現場は着実に進んでいます。 普通の町並みも、何かが変わって その変化が少しずつ馴染んでいくよう。 今の準備はとても、判断が難しいところだったりします。 しかも、その決定が後々に響くことも多々あります。 最初はとても肝心。 そして慎重に・・・。 不安も比例して・・・。 気合いだー。 久しぶりの津田沼で、意味もなくPARCO。 周りの人が不思議そうにPARCOの方を見ていた。…

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地鎮祭 at Iida

SI-houseの地鎮祭です。2週連続の地鎮祭は、なんと大雨。 現地に到着時点では、そうでもなかったのですが 開始予定時刻に近づくにつれ、雨足が強烈になり・・・。 もう、神主さんの祝詞も雨音にかき消されてしまいそうな状態に・・・。 雨降って地固まるといいますが。 工務店の社長も担当社員も、ずぶ濡れで、お疲れさまでした。 こんな地鎮祭も、クライアントにとって良い思い出になってくれることを祈って。 半年後には、形になるかな・・・・。…

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お国柄

いつもお世話になっている家具屋さんの社長は、とてもアツい方です。 毎年、ドイツでは木工金物や器械展を行っているらしいのですが そこに毎回、足を運んで参加をしているそうです。 そして、いつも素敵なおみやげを届けていただいております。 今年は、有名な金物メーカーのブルム社の最新カタログと、テクスチャを特集した本です。 こういうところにセンスが垣間見れますね。 ブルムのカタログは、かなり凝った作りをしています。 詳しくは紹介しませんが、なかなか面白いです。 しかも、そこに掲載される写真が秀逸です。 金物メーカーにそこまでされると・・・黙っちゃいられねー的な気持ちになります。 我が国のメーカーのカタログを見て触発されることは、ほとんどないのが残念です。 日本のカタログは、やたらと文字の説明と機能的な話が多い。 裏を返せばデザインは競争力や価値を持たないと言われているようです。 消費者のニーズを汲み取るのがメーカーだとすれば、国民が求めていないということか。 前述の家具屋さんの話によると、木工機器でも、ドイツ製は機能と耐久性が充実し イタリア製は外観が美しいそうです。車の世界では一般的に語られることですが まさか木工機械までも・・・。 たしかにマニアックな工具にしても、ドイツ製はドイツっぽいつ…

a-house訪問

もう2週間前になってしまいますが、a-houseへ訪問することが出来ました。 竣工当時から、とても綺麗に住まわれています。 それなりにモノが増えたり、ご主人が画家さんなので、絵が増えていたりするのですが とても大事に使っていただいていることが、伝わってきます。 震災時もとても揺れが大きかったらしいのですが、損傷も無く無事でした。 在来木造のリノベですが、梁のスパンを大きく取るため、鉄骨や集成梁で補強しています。 全く露出はさせていませんが。 さらに、昔の基準というのはいい加減な部分もあって、壁量計算をしても ほとんど足りていないという状態だったので、現状の構造補強+空間を広げるための補強 という二重の構造強化をしなければなりませんでした。 でも、そのおかげで木造の空間とは思えないほどの、広がりを得ることが出来ています。 写真では、なかなか伝わりにくい部分ですけれども。…

お祭りごと

千葉出張。しばらく見ないうちに、雑草で覆われていました。 草食系男子が多い昨今ですが ”草”自体はとっても力強く生きております。 僕の関わる工事は、僕だけの儀式を必ずします。 それをなんと呼んでも差し支えないのですが 千葉のクライアントは、”プチ地鎮祭”と呼んでました。 一般的な地鎮祭も、もちろんやるんですけどね。 これやらないと、落ち着かないんで。 いつもやらせてもらってます。…