休みを利用して行ってまいりました。aomori-museum! シャガールは好きな画家でもありますが、シャガール展の存在すら知らずに イザ!青森へ!という感じです。 『アレコ』の背景画は圧巻です。 入場料が少しお高いのですが、見る価値あります。 さて、青”木”美術館ですが、土にこだわった作品です。 隣接する縄文文化施設と一緒に見ると、古代の「土」と現代の「土」との関係がより明確になります。 土へのこだわりと同時に「白」へのこだわりも感じられました。 その白さは土への対比として用いられていますが、全体的に白さが強調されすぎているようにも 感じられました。 エントランスの感じはバランスが良かったです。 最近、白い美術館が多いような気がしますが流行なのでしょうか。 展示空間はホワイトキューブが常識化しているようですが、それを超える空間を欲しているような気もします。 そういう意味で、青森の土壁に展示している絵画がとても新鮮でした。 いい作品はどんな展示空間にも負けないし、そういうせめぎ合いで美術作品を評価してもいいと思います。 常設展示も非常に面白くて、美術館のソフト面もクオリティーが高いと感じました。 建築に興味のある方は是非隣接する縄文遺跡にも触れてほしいと思います。…