前回のエントリーからかなり時間が過ぎてしまいましたが東京出張の合間で、じっくり見させて頂きました。 現在最も勢いのある建築家だと思われます隈氏の「根津」です。 建物内部よりも、それに付随するアプローチ、外部環境、景観。 ・・・良いです。 「日本」を最も現代的に解釈できる現代建築家と評されていますが 現代とはなんなのか、日本とはなんなのか考えさせられます。 気持ちの良い空間は、それだけで現代的で。 美しさには、秩序は欠かせないとも思います。 現状の建築界には、アイコン建築が盛んに作られておりますが それに対する隈さんなりの批評精神も感じられます。 いずれは、そのアイコンも飽きられてしまうのでしょうが それを静観するのもまた日本的なような。 奥まった日本庭園は、まさに別世界です。 写真は、とってもあまり意味を感じれられなかったので撮っていません。 最近、カメラを持ち歩くことが億劫になってきたのが原因ですが 建築を感じるのは、CCDよりも自分の目のほうが大切な気がして。 今更ながらですが、美しい写真を撮る労力よりも 自らのCCDに焼き付ける労力と時間のほうが有益だなと感じる今日この頃。 写真は写真家にまかせて、雑誌でも眺めましょう。 インターネット時代は写真だけは豊富にあります。 まずは、…