Category Archives: 2011

TNデザイン一級建築設計事務所

Steve Jobs

  Photo:Gracias Steve. by Lore & Guille Apple社の共同創設者であるSteve Jobs氏が亡くなってしまった。 仕事のツールとしてAppleを使い出したけれど あっという間にその魅力に引きこまれて。 気がついたらデバイスもソフトもApple仕様。 ビジネスシーンで使いこなそうとすれば 自ずとハードルが上がるので、周囲に冷ややかな目で 見られながら、無理やりエミュレーターでwin用ソフトを ゴリゴリ使いながら図面作成したことも・・・。 あの頃からみれば、cpuがインテルになるなんて想像もしなかった。 この先、Appleがどうなるかは分からない。 でも、もうjobsのプレゼンテーションは 見ることがないことだけが揺るぎない事実。 僕の中で尊敬する人はたくさんいるけれど その中でも、かなり上位にjobsはいる。 でもjobsのことはAppleを通してしか知らない。 もしも、Appleのモノたちがjobsの生き様のessenceが 散りばめられているのなら、そういうものにずっと 触れてこられたことは、僕にとっては誇らしいことだ。 そして、残された人たち(Apple社だけでなく)がしなければいけないことは そういう先人たちの生き様の…

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iphone

iphoneについて思うこと。 とうとうauからiphone発売。 実は、ほんの3ヶ月前にauからsoftbankにMNPしました。 こんな事態になるのは、想定外。 発表があるまで分からないのが、Apple流なので 昨日までは信じていませんでしたが。 auには携帯を持ち始めてずっとお世話になっていて 12年目に突入していました。 あれだけAndroid au とか言っていたので、仕方なく。 キッカケは、MEDIA SKINが使えなくなるというアナウンスだったのですが。 iphoneに変えたくてウズウズしてたんで・・・結果フライング。 しかし、あのようなauのiphone戦略は、信用失う気がしますがどうなの? iphoneのネガキャンまで打っておいて、直前にLISMO終了とか。 回線がいいとか言っていますが、僕の活動エリアでは、どちらも大差ないです。 迷走しすぎなのでは。 MEDIA SKINは名機なんだから、あのコンセプトでスマホ創ればいいのに。 結局は、料金の話になるので、ユーザーとしては競争が生まれれて 安くなるのは歓迎ですけど。 お互いにジリ貧でdocomo一人勝ちみたいにならないのかな・・・。 auのdesign project だけはがんばってもらいたいんですけど。 日本で…

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一瞬のなかの継続

現場に出向くことの意味。 工事の監理が主たる目的であることは、言うまでもありません。 しかし、それだけで済んでしまうほど単純でもありません。 人は、同じ物を見ても同じ認識をしているとは限りません。 不思議なもので、その時に考えている情報にしか脳は反応しません。 つまり、何も考えないで見ていれば、何も反応しません。 例えば、好きのモノとか、人とかが、どんなに雑多な情報に埋もれていても 見つけることが出来るのは、そういうことだと僕は思います。 建築を感じる時間は、時として一定に流れるものではないと思います。 見つかるまでにとても時間がかかったり、すぐに理解できるけれど 時間が経つと鬱陶しいものに変化してしまったり。 上の写真は現場の中で、ふと気がついて撮ったもの。 粒子化された空間。 意図はしてないけれど、こうするとこうなるのか。 みたいな一瞬。。。 でも、その一方で、この状態自体に美しさがあるとも感じた。 それは、見えない秩序というか意図しない秩序。 見せるためではないのに生まれてしまった秩序。 そこに醸し出される雰囲気。 現場にいることの意味は、きっとそういう断片を 見つけに行くため。…

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市民会館

長野市の市民会館の建て替えの設計者が選定されたようです。 公開コンペになるのを期待していたのですが、プロポーザル方式の 指名コンペが行われました。 結果は、槇事務所です。 上の写真は福井県立図書館(設計:槇事務所) 二次に残った中でなら、案はわかりませんが槇さんか佐藤さんか。 実は、佐藤さんと協働していたのがSI-houseの構造家なので 二次の選にもれたと聞いたので、結果を知りました。 地元では、建て替えでもめていた・・・ということを話したら 「それならば、大御所の槇さんで・・・という思惑もあったりして・・・」 と冗談半分で語っておりました。 北川原委員長!その辺どうなんですかー!なんて。 私は、槇さんの建築はとても好きなので、単純に楽しみです。 実際に関わることができないのが、長野在住の設計家として 不甲斐ない思いもありますが、指名のお呼びがかからない時点で 修行がまだまだ足りないです。 しかし、近所に良い建築(または良くなりそうな建築)が建つのは やはり嬉しい事です。 これを契機に長野市が活性化されることを願います。 単なる箱物で終わらないように、市民の活用方法も 考えていくべきだと思います。 建築を愛することは、街を愛することに等しいと思います。 そういう意味で愛すべき建築が…

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SI-house上棟

もうね・・・。 今までの天気は 全て、前フリなんでしょ。 そうなんでしょ? って思うぐらいの勢いで。 絶妙な晴れ! 本来、晴天と言うよりも、少し曇っているくらいが 暑くないし、コンクリートの温度変化も少なくて ベストです。 まさしく、今日打たないで、いつ打つの? ってくらいな天気です。 しかし、油断は禁物。 このあと、どんな変化が起こるかわかりません。 朝から落ち着かない、不安とも期待とも言えないこの気持を抑えつつ・・・。 最初は難しい所から。 外と中から同時に攻めるんですが ポンプの筒が入るのはほぼ一カ所。 中にバイブレーター持ち込んで何とか流す。 こういう時に大声出しながら的確な指示を出せる職方は頼りになります。 ただし、それが的確であるかどうかを見極めないといけませんが。 これを乗り越えたら、あとはそれほどでもなく。 スラブに至っては、早すぎて生コン車が追いつかなくなった。 難しいですな。 何あともあれ、無事に打設終了。 あとは、左官屋さんの押さえがありますが ポンプの引き上げと共に、私も引き上げ。 左官屋さん、朝から一緒に現場にいるのに 一番最後まで面倒みるんだから、大変です。 暗くなるまでかかるそうで、投光器が設置されていました。 RCは、この・・・やってみないとわからない…

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配筋検査_再挑戦

配筋検査再び。 先週の台風は仕方がないとしても、またしても雨が・・・。 明日の打設が晴れなかったら、考えたほうがいいかもしれない。 などと思いながら、構造家と共に確認終了。 構造家にも「きれいな配筋ですね。」と言って頂きました。 私よりも圧倒的に現場こなしている方なので、そういう言葉は 自分の事のように嬉しく思います。 現場監督も鉄筋屋さんと苦労しながら 仕上げてきたと思います。 お疲れ様でした。 この場を借りて、御礼申し上げます。 ちなみに、写真の人は構造家ではありません。 監督と型枠屋さんかな? さて、次はいよいよ打設。 と言いながら、これ書いてる時点でもう終わってるんですけど・・・。 打設編へつづく・・・。…

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SI-house配筋検査

配筋検査です。 千葉の建方検査も台風12号の上陸した日に行いましたが こちらは15号接近中の最中。 凄まじい雨の中、強行したのですが・・・。 構造家がなんと現地に到着出来ないという異常事態・・・。 やむなく検査は中止。 21日に打設の予定は、すでに延期していたのですが 検査だけでも済ませたかった・・・。 沖縄一周していたのは、打設に合わせたんでしょうか・・・。 台風15号・・・。 まぁ、一週間ずれるのは現場にとっては痛いと思いますが こういう時は焦ってはいけません。 時期が来れば、きっとうまくいくはず。…

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めも_20110915

  Photo:atelier bow-wow, four boxes gallery, krabbesholm højskole, skive, denmark 2009 by seier+seier 批評や論評をするということは、設計をする上ではあまり必要の無いことかもしれない。 批評や論評をする前に、まずはやってみるということ。 やってみると、その本質がどうなのかを身を持って体感することができる。 それがいかに重要で壮大な行為であるかということを。 しかし、その結果を自分自身で批評、論評する姿勢は必要なことかもしれない。 世の中の出来事を、明瞭にとらえて整理し、説得するために構築されたものは 一見すると、とてもスマートで現代的な手法であるかもしれない。 けれど、合理的で能率的であるがゆえに、そのプロセスに至る様々なことを 切り捨て、手間をどんどん省いていくことになる。 何かを考え、産み出そうとするならば、考えれば考えるほどわからなくなるのは 正常なことであるということを、ある文を目にしてから知った。 能率的な行為から程遠いこの作業は、一般的なビジネス思考からは 異常に見えるので、自分でも余計に迷うことになる。 本質というのは、極めて抽象的であると思うのだが、その抽象を…

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yokohama 2011

久しぶりの横浜です。 千葉の現場で打合せの後、no555.土田さんの現場へ行くことに。 他の設計者の施工現場を見ることは、とても興味深いものです。 建築は、人間よりも大きなもので、時間軸が長いです。 つくる時間もやはり、それなりに長くなります。 その間に迷う場合もあれば、全く迷いなく突っ走れる場合も あるかもしれません。 私の現場も彼の現場も、そういうプロセスを経ながら 少しずつかたちになっていきます。 完成後にどんな建築になるか、楽しみです。 みなとみらいに手が届きそう・・・。…