昨今のハイテンションボルト不足の事態の最中に、建方が出来ちゃう幸せな現場です。
もう去年の初めくらいからボルト問題はずっとくすぶり続けて、今もまだ続いているようです。
今年に入って、何とかボルトだけは確保してもらうことが出来ました。
RC造からの計画変更という経緯もあって、ボルトの為に設計変更は許されない状況のなか、本当に感謝します。
ボルト不足が一向に解消されない原因は、何故なのかを施工会社や鉄骨業者に聞いてみても納得する回答を得られないのですが、施工会社が計画している案件については、工期を約束しないことで対応しているそうです。
この現場に関しては、無事に建方に辿り着いたので一安心ですが、今後の計画には影響を受ける可能性があるので、他人事ではありません。
ただ、今は長い間の構想が現実化して行く中、リアルな物質との格闘を楽しみながら建築に携わっている幸せを噛み締めております。
伊勢に行ってから、起こること全てに幸せを感じてしまう・・・。
良い事も悪い事も全てに意味があるのだ。
そして、あの時の悔しい気持ちは、この時の為にあったんだと。