最近、ネットの情報を誰もが閲覧できる環境になって、情報の価値が変わってきたなと思う反面
有用な情報が、本を読み漁らなくとも取得できるチャンスも増えていることを実感します。
そんな中で見つけて、暇があれば覗いているサイトが WEB版『建築討論』。
ゴリゴリにアカデミックに建築を語っております。
設計やってる人でも、こんな討論に興味のない人はいるけれど
どんな世界でも、言葉で語ることは重要で、そこから始まり広がる世界もあるわけで。
それを知らずして、知ったような気になることはしたくないといつも思います。
最近、気になってしまった記事が → 建築・プロダクト・インテリアを巡る言葉──アップルストア表参道から考える」
つい最近、『アップル表参道店』立ち寄りましたけど、確かにいつもの建築に向かう気分とは
全く違って、なんとなく写真を撮ろうとかも思わなかった・・・。
商品を買うぞって気分だからかもしれないが。
ゴリゴリのアカデミック論は、実はあまり役には立たない。
論理が先にあって設計する感覚は、恐らくもう一般的なことで、素人でも理解できるもの
つまり、常識化されるくらいありふれていることをナゾるのと同じ感じ。
理論化しないと理解できないのは、とってもフワフワしていてわからないけど
きっと50年後、100年後には、これが重要になると思われることを考えているから。
だから、とても難解で理解するのに時間がかかり、嘘か本当かわからない。
でも、そういうものを一瞬で理解できる、もしくは予想できる人がいて、それを一生懸命言語化しているのがこの世界なんだろうと思う。
いいか悪いかわからないけど、とにかくやってみた
そして、今考え直してみても、これがベストであると思っている
そんな方法でしか、僕のような凡人はたどり着けないのが建築。
最初からわかっていることを、ただナゾるように図面書くなら、サラリーマンの方がよっぽどいいなぁ。
そもそも、それを住宅に持ち込むからややこしいんだけれども・・・。
まぁ広く一般化された住宅という形式でやることに意味があるんだと言い聞かせながら・・・。
今日もマウスを握ってひたすら入力するのだ・・・。