[:ja]Trips 4日目。
岡山を出てから、約1時間ほどで尾道へ。
今回のメインの第二弾、リボンチャペル 設計は中村拓志。
昨年のリーフ賞 最優秀を受賞したそうです。
「Bella Vista」というリゾートホテルに付随する結婚式用の教会建築。
滅多にないハイクラスのホテルに泊まって、のんびりしながらの建築行脚。
部屋では、地元産のデニムで作られたテディベアがお出迎え〜。
今はオフシーズンなので、結婚式の下見がてらに宿泊する方も多いそうです。
結婚式をあげる予定はないですが、チャペルに案内していただきました。
純粋に建築のみを見に来る人は、流石に稀なようで、少々驚かれましたが。
でも、担当の方のいろいろな裏話を聞けるのも、楽しみの一つで今回もいい話が聞けました。
コンセプトとしては、二重螺旋が二人の人生を表していて、それが頂部で交わり結婚に至る・・・。
というストーリーでこの結婚を祝福しますという建築らしいです。
結婚式用として、とても秀逸なロジックだと思いました。
そしてこの外観・・・。インパクトは十分ですね。
ホテル側は、もう少し大きい会場が欲しかったそうです。実際内部は意外にコンパクトであまり余裕がありません。
しかし、このスケール、プロポーションがとてもいいと思いました。
これより大きいと多分、こんなに可愛らしい感じにならなかったと思います。
建築は機能だけでは語れないとつくづく感じます。
夜はレストランのディナーを頂きました。
こちらも中村氏のデザインで改修されています。隣にも中村氏の設計で新築された棟があり、選ぶことができます。
迷った結果、こちらのオープンすぎるほどのオープンキッチンをチョイス。
スペインのバスク地方で修行したシェフが来ているそうです。
お肉はもちろんですが、隣のキクイモがとっても美味しかったです。
こちらがribbon chapel。構造が巧みに隠されているのがよくわかります。
担当の方も、内部の柱がメインの構造であることに気づいていませんでした。
ちなみに、免震構造になっているそうです。
ウェディングケーキにも見えるなぁ・・・。
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