SI-houseが施工中です。
予定よりも遅れてしまっておりますが
クライアントにもご理解を頂きながら、少しずつ完成に近づいております。
しかし、ただ遅れているという訳ではなく
私を含め、現場監督や職人さんとより良いモノを作りたいという
ところで戦っております。
ビジネス的には早く片付ければ、利益を上げるためには必要なことだと思います。
でも、建築は一品生産であり、クライアントの唯一無二の財産になるものです。
商品的な価値というよりも、建築的な価値を与えたい。
時間が許すならば、最大限の思考の中で最良のモノを作りたい。
実際に当初の設計よりも数段良くなった部分がいくつもあります。
もちろん、現場監督と職人のみなさんの協力なしには得られないものです。
建築的な価値がどういうものかはなかなか言葉で説明するのは難しい。
それでも、こういう場合ならばこうするべき・・・というものは
作家である以上は譲れない部分がある。
それが、住宅としての機能に直接関係する、しないに関わらず・・・ある。
ある意味その行為が作家として認められているか
いないかで評価は違うのかもしれません。
以前は、そういった価値はどんな人でも見ればわかると思っていろんな人に問いかけてみたけれど・・・。
最近は、”建築的な価値”そのものが見ただけでは分からない場合もあると感じます。
それを読解することも、一つの教養であると。
某TV番組の建築家による住宅がネットで批判されるのが、一件だけでなくなっているのは
そういう教養を持ち合わせていない人間に、どう見せようが理解は得られないということ。
日本は世界的に見ても、モダニズム住宅が数多く建てられていてそれが限られた富裕層だけでなく、一般的な所得層にも浸透している。
そんな国は、他にはないそうです。
モダニズムが最も浸透した国は、日本だというのが藤森教授の説ですがそれは、そういうものを理解出来る土壌があるということも言えると思います。
そういう部分は、他国に誇れるところだと思うのですが・・・。
日本の経済は低成長に入って、隣の芝ばかり青く見えがちですが日本のモダニズム(ポストモダニズムとは違う意味での)は
まだまだ捨てたもんじゃないと思います。[:en]SI-houseが施工中です。
クライアントにもご理解を頂きながら、少しずつ完成に近づいております。
しかし、ただ遅れているという訳ではなく
私を含め、現場監督や職人さんとより良いモノを作りたいという
ところで戦っております。
ビジネス的には早く片付ければ、利益を上げるためには必要なことだと思います。
でも、建築は一品生産であり、クライアントの唯一無二の財産になるものです。
商品的な価値というよりも、建築的な価値を与えたい。
時間が許すならば、最大限の思考の中で最良のモノを作りたい。
実際に当初の設計よりも数段良くなった部分がいくつもあります。
建築的な価値がどういうものかはなかなか言葉で説明するのは難しい。
それでも、こういう場合ならばこうするべき・・・というものは
作家である以上は譲れない部分がある。
それが、住宅としての機能に直接関係する、しないに関わらず・・・ある。
ある意味その行為が作家として認められているか
いないかで評価は違うのかもしれません。
以前は、そういった価値はどんな人でも見ればわかると思って
いろんな人に問いかけてみたけれど・・・。
それを読解することも、一つの教養であると。
某TV番組の建築家による住宅がネットで批判されるのが、一件だけでなくなっているのは
そういう教養を持ち合わせていない人間に、どう見せようが理解は得られないということ。
日本は世界的に見ても、モダニズム住宅が数多く建てられていて
そんな国は、他にはないそうです。
モダニズムが最も浸透した国は、日本だというのが藤森教授の説ですが
それは、そういうものを理解出来る土壌があるということも言えると思います。
そういう部分は、他国に誇れるところだと思うのですが・・・。
日本の経済は低成長に入って、隣の芝ばかり青く見えがちですが
日本のモダニズム(ポストモダニズムとは違う意味での)は