北国生まれの人間としては、瀬戸内の気候や風景がとても憧れてしまいます。
広島も川や海が近く、さらに路面電車のおかげなのか道路がとても広い。
それが僕の故郷札幌にどこか似ている感じがして、すこし懐かしく思いました。
初めて訪れた広島の印象はそんな感じです。
丹下さんの「広島平和記念資料館」のために広島まで足を延ばしました。
「ピースセンター」の有名な写真でお墓と共に写っている工事中のものがとても印象的です。
その部分は連絡通路が新たに追加されてしまって、現状とは違いますが
そこで丹下さんが建築に込めた思いがどれほどのものなのだろうと想像していました。
最近になって躯体全体を改修していたと思いますが、とてもきれいな状態になっていて
上部などはネットで保護されていました。
軸線がデザインされていて、とても壮大なスケールを感じます。
個々の建築もさることながら、やはり神の視線で作られたかのような建築。