Photo:Rad Shelter – 004 by break.things
最近のエネルギーに対する感覚に疑問を感じることが多いです。
最新のニュースでは、ビル・ゲイツが原子力関連の技術に資本提携をすると報じられていました。
あのビル・ゲイツですから、利益が見込める事業(だと思われる)なのは想像出来ます。
日本がその原発を今も作り続けているので、技術が集約されると想像することは出来ますが、それがはたして世界の最先端技術と誇りを持って言えるのでしょうか。
日本以外の先進国は、もう原発を作っていません。
その現実を日本国民は認識しているのでしょうか。
私はこのサイトを見て怖くなりました。
『原発がどんなものか知ってほしい』
情報が多いということは、逆に情報に惑わされるということです。
有益な情報というものは、立場によって変化します。
原発関連の隠蔽体質は、たぶん永遠に改善されない気がします。
電気が無くなっては困るかもしれないけれど、膨大な被爆者を生みながら使う電力は
やっぱり恐ろしいと思います。
さらに、原子力エネルギーというのは放射性物質を含むゴミを大量に出します。
発電所内はホコリすら放射線を発するので、クリーンルームのように集塵しなければ
そのホコリを吸うことで、体内から被爆するそうです。
そして、老朽化した原子炉をどうするかという問題もあります。
簡単に解体も出来ず、かといって放置すれば、腐食によって放射能が漏れ出すので冷却水だけを循環させるような管理をして何百年も維持しないといけない。
そんな事が出来るのだろうか。