最近は写真がデジタル化していますので、整理が楽な面もありますが放っておくとどんどん溜め込んでしまって、とても良い写真なのにハードディスクの片隅にアクセスされずに取残されたりすることが多くなった気がします・・・。
この写真は写真家による写真ですが、構造フレームの写真というのはなかなか撮れないので、わざわざ写真家に来てもらって取って頂きました。
柱と梁のサイズが同じなので、縦でも横でも成り立ちそうなフレームです。(よく見ると違う部分もありますが)
この柱と梁が同サイズというのが、僕は結構気に入っているのですが、構造的に働きが違うので同じにするのは難しい場合が多いのです。しかも構造は最終的に隠れてしまうことが多いためこのようにサイズをそろえる必要性はない場合が多いものです。
しかし、隠れてしまう部分でも気を配っているというのは建築全体の成り立ちとして、必要不可欠だとも僕自身は思っています。
もしも廃墟になったとしても、このフレームははずかしくないものでしょう・・・。
ところでこの写真で普通とちがうところって分かる人いるのかな(プロ以外で・・・)