愛しのカルマン様が5ヶ月間のプチ?レストアの大手術を伴う入院を経て、やっと帰ってまいりました。
下回りというぱっと見はさほど変化は無さそうに見えますが、もう違う車のように快適になってしまいました。
ただし、もう一台分の費用がかかりましたが・・・。冬の寒さはこれで、かなり改善されそうです。
多分、乗り始めた時から小さな孔を見た目だけ補修されていたので、気が付かずに腐食が進んだと思われます。
しかし、徹底的にフロアを修繕したので完璧です。
他にも錆びているところはありますが、フロア周りを直したというより作りなおしたので、かなり乗り味が変わりました。
それにしても、素晴らしい職人技を見せてもらいました。
たくさんの写真を見せて頂きながら、説明を受けましたがカルマンのロッカーパネルは構造自体がとても複雑で
鉄板が何重にも折り重なって、ヒーターダクトを兼ねているために写真を見ていても、よく分からない形状を復元していました。
新しいクルマを作ることよりも、こういう再生技術の方が、これからは重要なんじゃないかなーと思ったりしますが。
さらに、この会社は古い車をEV化するという事業も立ち上げていますので
いずれ、カルマンがEV車になってもおかしくないかもしれません。
車業界がそれぐらい柔軟だったらいいのにね。
ちなみに、担当の板金職人さんにとって、今までで一番の大仕事だったそうです。
いろいろお世話になり、ありがとうございました。
大事に乗ろうと思います・・・。