本当は小豆島のある作品が見たかったのですが、日程の関係で断念。
島巡りは終わって、周辺の建築たちに目を向けようと思いました。
実は四国は初めてで、前回は淡路で折り返しました。
まずは、高松、香川県庁舎。
この夏に県立美術館で丹下さんのイベントが行われていたそうですが
見ていませんので、せめて県庁舎でもと思い、小雨の中を歩きました。
10月20日は台風の足音が聞こえてきそうな天気でした。
でも、建築は晴れの日に見たほうが良いことが多いのですが、すごい建築は
雨でもより凄みを増す気がします。
特にコンクリートが濡れて黒光りをしていて、より抽象度を増している。
乾いた表面はどうしても、コンクリートの劣化具合が気になってしまう。
背後に建つ新庁舎の方が、アルミという素材のせいもあるが、雨にはあまり似合わない。
その存在感に打ちのめされ、近くを歩くとさらなる存在感のビルがある。
こちらも、なかなかインパクトがあります。