photo:Two old guys by uffizi.chu
カメラをいじるようになってから、自分のまわりに古いものと新しいものが混在するようになってきてふとモノってことの存在を考えてみた。
新しいモノというのは、新しい技術だったりデザインだったりして新鮮だったりするんだけど、
これを10年後見たときにどう思うのかなって思ったり、こんな技術が本当に必要だったの?って思うのかなと考えたりします。
僕の車は40年前の車だけど、きちんと動くし故障も滅多にしません。
壊れても自分で直せるから、安上がりだったりします。
エコの時代ですが、燃費もさほど悪くありません。
その気になれば、電動カーにすることも出来ます。
今、いいことだけをあげましたが、悪いことも当然あります。
冬は寒くて夏は暑い。
バイクよりまし。そんな程度。
でも、そんなこと僕は気にならないし家族も気にしてません。
何より気に入っています。
何が言いたいかというと、「気に入る」とか「楽しい」とかそういうことを感じることがいかに大切かということ。
気に入ったモノは何よりも大切でそれは、実はモノだけでなく全てに共通すること。
というのが僕の持論。
新しいモノを見てそちらの方が良いと思うことは多々あるが、単に新しいという理由でよく見えるのか、本当の意味で良いモノなのかを判断することが必要。
日本人は新しいというだけで良いものと決めつける傾向があると思う。自分も含めて。
モノを変化させるのではなく、自分の考えを変化させてみると違うモノの見方が出来るかもしれない。